SNSに背を向けた日々
最近、あんなに楽しかった「SNS」という空間を、遠ざけるようになってしまった。
自らが生み出したものがAIに食われてしまう恐怖や不快感からなのか、あるいは、僕らが好きだった「Twitter」がなくなってしまったからなのか。
頭の中であれやこれやと原因を探ってみたけれど、どれもいまいちピンとこない。
もやもやとした気持ちを抱えながら数日が経ち、数週間が経ち、数ヶ月が経ったある時、少しずつ、穴だらけだったパズルが埋まっていった。
仕事で書いた文章が、わかりやすいと褒められた。
Xで、久しぶりに人と言葉を交わした。
手帳に触れて、書くことの楽しさを思い出した。
はじめて家にパソコンがやってきたあの頃、モニターとキーボードに向き合って毎日毎日ブログを書いた。
ブログで、Twitterで、ネットで。
友人が増える時はいつだってそこに「文字」があった。
そうか、文字でつながってきた僕たちだから、画像や動画で溢れかえったSNSから距離を置きたくなってしまったのかもしれない。
大好きなことが苦痛になった
あれは確か、高校生くらいの時。
イラストを描いてSNSへの投稿を始めた。
でも自分の原点には文字があったから、ずっと「字書き」を名乗っていた。
けれどいつからか、文字を書くのが苦手になった。
元々患っていた強迫性障害の、確認強迫が文章校正に強く出てしまうようになったからだ。
小説を書くことに熱中していたあの頃、物語を綴ることは楽しいのに、校正は、涙が出るほど苦しかった。
今でもその時の記憶が、頭の隅に居座り続けている。
それでも、自分は書くことが好きなのだと思う。
人や世界とつながるための大切なツール。
それが、自分にとっての「文字」だった。
小説みたいなブログにしよう
実はこのブログは、1年ほど前にはもう公開できる状態にあった。
今思えば、あの時からもう書きたい気持ちが溢れそうになっていたのだろう。
1年が経ち、冒頭に書いた出来事があり、そして今ようやく筆を執った。
いや、キーボードに指を乗せた。
書くことと同じくらい考えることが好きな自分には、文字にしたいことがいくつもある。
それも、しばらくSNSから離れていた分、ぎっしりと頭の中に詰まっている。
これからこのブログを続けていくにあたり、目指してみたいことがある。
「小説みたいなブログ」にしたい。
日常を切り取った記事や、収益を得るための記事ではなく、読んだ人がちょっとした物語に触れたような気分になれる、そんなブログを作りたい。
毎日とはいかないかもしれないけれど、ブログに熱中したあの頃のようにまた、気軽に記事を書いていこう。
そんな経緯で歩き出した、この「まぎブロ」の門出を祝して、最初の記事を投稿する。